集客三大病 part3 「差別化中毒症」

さて、今日は
最後の「集客三大病」の1つについて
話したいと思います。

最後の病名は・・・

「差別化中毒症」です。

この病気もかなり厄介です。

差別化をしすぎるあまり
本質を見失ってしまう人が
かかってしまう病気ですからね。

その結果、集客ができなくなってしまう・・・

そんな症状なのです。

「差別化中毒症」の心理状況は
このような感じです。

1・ライバルと差別化しないと
  集客ができないから差別化しよう!

2・これで差別化できたはず!
  集客も成功するはず!

3・あれ〜集客がうまくいかない
  もっと差別化しないとダメなんだ!

といった形で、差別化を進めていくのですが、
差別化に集中するがあまりに
大切なことを見失っています。

・差別化を頑張りすぎたせいで
 本来訴求したいことからズレてしまっている

・差別化を頑張ったせいで
 お客さんに内容が伝わりにくくなっている

・差別化を頑張ったせいで
 自分の商品の強みを殺してしまっている

といったことに
なってしまっているんですね。

つまり差別化を頑張るあまり
本末転倒なことが起こっているわけです。

そしてこの病気の厄介なところは

“自分ではその事実に気づかないこと”

なんです。

何が悪いんだろう?

もう少しベネフィットを
強くした方が良いのかな?

もっと差別化するとしたら
どんなところだろう?

と考えてしまうのですが、
結果的に集客ができず
ビジネスを継続できなくなる・・・

そんな人が多いです。

「差別化を頑張ることこそが
 集客ができない原因」

になっているのですが、
それに気づけないんですね。

ただ、この病気にかかっている人も
仕方がないといえば仕方がありません。

なぜなら、今のコーチ・コンサル業界が
そういう被害者を作ってしまっているという
背景があるからです。

USPが大切だ!

ポジショニングで売り上げが決まる!

差別化しないと集客できない!

声を大にして、
こういったことを
発信している人が多いんです。

そして「差別化中毒症」を
生み出してしまっているんですね。

ではここで一度考えてみてください。

最強の差別化ポイント。
USPとはなんだと思いますか?

これは本当に本質的な話です。

もしあなたが

・すぐに起業できる

・一日3時間で稼げるようになる

・自動で稼げるようになる

・売り上げ100万円を達成できる

・どこにいても稼げる

・価格が安い

・高単価商品

といったベネフィットを
推しているようであれば
今後、ビジネスは先細りしていくでしょう。

なぜならこれらは
なんのUSPにもなりえないからです。

あなたではなくとも、
これらのようなことを
ベネフィットにしている人は
たくさんいます。

では最強のUSPとは何か?

それは

「あなた自身」

です。

あなたは世界に一人しかいません。

雰囲気や考え方。
やっているビジネスが
ほぼ一緒という方がいても、
結局、あなたという存在は
一人しかいないわけです。

それを売りにするべきです。

あなたから学びたい

あなたの商品が欲しい

あなたとビジネスがしたい

こんな風に、商品ではなく、
「人間性」で商品が売れるようになると
ビジネスは本当に安定します。

だからこそ個人の価値観発信が
非常に重要なのです。

そうやってファンを増やして
ビジネスを拡大していくのが
本当の意味での成功なんですね。

今後、広告頼みの集客方法や
紹介頼みの集客方法で
ビジネスをしている方々は
必ずビジネスが先細りしていくでしょう。

しつこいくらいに言っていることですが、
「ノウハウを買う時代」は終わり、
「誰から買うかの時代」に突入しています。

あなたのことを知り、
ファンになってくれた人が
商品を買ってくれるようになるんですね。

その辺は意識した上で、
ビジネス展開されることを
オススメします。

この3日間で
個人の価値観発信の重要性を
語りましたが、
いかがでしたでしょうか。

もしまだ価値観発信をしていないなら
ぜひいますぐにやり出しましょう!

それでは今日は
この辺で失礼します。

今日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございます!

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