さて、今日は
「かえって売れなくなるんです」
というテーマでお話ししたいと思います。
かえって売れなくなるというのは
「選択肢を与えすぎるほど
かえって売れなくなる」
ということです。
人は心理的に選択肢が多くなるほど
選ぶことができなくなってしまうという
特性があります。
例えば、レストランに行った時に
メニューが多いと迷いますよね?
オムライスもあって
ハンバーグもあって
カレーもあって
パスタもあったら
何を頼めば良いのか
迷ってしまうと思うんですね。
ただラーメン屋に行ったら
ラーメンしかメニューがないので
あまり迷わないと思います。
私も定期的に行く
ラーメン屋がありますが、
それ目的で行くので
注文に迷うことはないですね。
逆にレストランに行くと
注文に迷うことがよくあります。
これは店舗経営でも
重要な心理効果です。
例えば、私は服を買う際に
アパレル店に入ると、
品揃えの多さに選択ができずに
そのまま帰ってしまうということが
よくあります。
実際、アパレル店は
その心理がわかっているので、
あえてカラーバリエーションを
少なくすることがあるらしいです。
そういえばMacもそうですね。
apple社に戻ったスティーブ・ジョブズが
一番最初に行ったことが
MacPCのカラーバリエーションを
少なくしたことでした。
その結果、MacPCの売りゆきが
よくなったんですね。
これは個人起業家も一緒です。
色々なサービスを作成するのは
良いのですが、あまりにも
多くのサービスがあると、
消費者は選べません。
選べないと購入すること自体を
迷ってしまって、
購入しなくなってしまうんです。
この心理効果を
「決定回避の法則」
と言います。
じゃあ結局、どのくらいの
選択肢を提示すれば良いの?
という質問があると思いますが、
マジカルナンバーを採用することを
オススメします。
マジカルナンバーとは、人が瞬間的に記憶できる
短期記憶の限界数を表した心理効果のことです。
それによると人が瞬間的に記憶できる数は
4±1と言われています。
なので、35個くらいが
ベストなんですね。
つまり、セールスをする際は
選択肢を35個くらいにすると
比較検討してもらいやすくなります。
サービスや商品を作るのは良いのですが、
提示する時は数を絞った方が
売れやすくなりますよ。
ぜひ参考にしてみてください。
それでは今日は
この辺で失礼します。
今日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございます!