あなたの周りにもいると思いますし、
世間一般的にはそういう人の
方が多いのかと思います。
例えば、お金を稼いで
ヒルズに住む人とか、
キャバクラで一晩に数十万円
使う人とか、
無駄にタワマンに住む人とか
無駄にブランド物を買う人とか。
そういう人って結構いますよね?
彼らがなぜそんなことをしているのか
わかりますか?
それは「承認欲求が稼ぐための
目的になっている」
からなんです。
彼らはとにかく承認欲求が強いんです。
だからキャバクラにいき、
女の子に「すごーい」って
言ってもらったり、
無駄にブランド物を身につけ、
世間に成功者アピールをするんですね。
フェラーリとかランボルギーニを
持っている人たちも
だいたい同じ心理です。
ではなぜ彼らは
無駄に承認欲求が強いのかというと・・・
本人が稼いだことを
自分で承認していないからなんです。
例えば、フォードという
アメリカの自動車会社を
ご存知でしょうか?
世界で初めて自動車生産ライン
というものを作り、
一躍自動車産業で一位に
なった会社です。
実はそれまで自動車というのは、
職人が手作業で作っていました。
そのせいで、昔の自動車は
納期が遅かったですし、
本当に高かったんですね。
それを安く提供できるようになったのは、
フォードがラインを作ったからです。
タイヤをはめる人は一日中タイヤをはめて、
ボンネットをはめる人は一日中ボンネットをはめる。
そうすることで1つの仕事だけの
プロフェッショナルになれるので、
自動車の製造が楽になったんです。
そして幸いなことに、そういった単純作業でも、
自動車は飛ぶように売れていた時代だったので、
給料は高かったんです。
当時の周辺相場よりも1.5倍から3倍ほども
あったそうです。
でも・・・
離職率が高いことでも有名でした。
とにかく離職する人が多かったそうです。
その離職率は業界の3倍から5倍に匹敵する
くらいだったんです。
しかも散財する人が多く、
せっかく給料の高い会社で
働き始めたのに、不幸になるひとが
多かったそうです。
ではなぜ、離職率が高く、
不幸になる人が多かったと思いますか?
その理由は・・・
「自分の強みとは関係のない仕事だった」
からです。
ライン作業は誰にでもできる仕事です。
いってしまえば、小学生でもできます。
しかも来る日も来る日も同じ毎日・・・
そんな仕事に自信を持って
臨めますか?
私には絶対にできません。
それがいやで起業したくらいですからね^ ^
つまり人間は、
自分のやっている仕事が
自分の強みと密接に結びつき
さらにその仕事に価値を感じた時に、
自分を承認することができるんです。
自分を自分で承認できないと
仕事を辞めてしまったり
散財してしまったりするんですよ。
だから、いくら成功しようとも
自分のことを認められる仕事じゃないと
散財したり、仕事に精が出なかったり
するんですね。
回り回って最初の話に戻ります。
人は自分の強みを仕事にしないと
自分のことを承認できないので、
すぐに仕事を辞めたり、散財したりします。
逆に自分の強みを仕事にしていると
常に成長していられますし
常に自分のことを承認できるようになります。
なので私のお勧めとしては
稼げる仕事をやりつつ
自分の強みを活かせる仕事をすると
バランスが取れて良いのかなと思います。
ちなみに就活生の面白いデータですが、
自分の強みや特技を活かして
就職した学生と、
ただ大きな会社だからとか
給料が良いからという理由だけで
就職した学生の3年後の継続率と
幸福度を比べると
継続率で5割の差が生まれ、
幸福度で6割の差が生まれるそうです。
つまり、強みを活かして
就職した学生は50%以上も継続できていて、
しかも幸福度は60%も高いということですね。
それくらい差が生まれるのが
研究で明らかになっているので、
ぜひあなたも強みを活かせる仕事は
持った方が良いと思います。
特に今、散財している個人起業家ほど
そうした方が良いですよ。
それでは今日は
この辺で失礼します。
今日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございます!