お客様は商品に興味がない

さて、今回は
「お客様は商品に興味がない」
という話をしたいと思います。

マーケティングを学んだことが
ある方であれば、
ご存知だと思いますが、

「ドリルを買う人が欲しいのは「穴」である 」

という言葉をご存知でしょうか?

この言葉は本当に
物事の本質を捉えた
言葉ですよね。

確かにドリルが欲しい人は
ドリルそのものが欲しいわけでは
ありません。

穴をあけたいのですね。

「ドリルの造形が素晴らしい」
とか
「ドリルの音が心地よい」

と思ってドリルを買う人なんて
いないはずです。

そう考えると
世の中の大半の製品が
当てはまると思います。

例えばカバン。

カバンそのものが好きな人は
ほとんどいないと思います。

ただ、カバンは売れますね。

なぜ売れるかというと、
物を持ち運べる便利なもの
だからです。

他にも携帯電話。

高校生以上であれば
誰でも持っている
携帯電話もそうですね。

携帯電話が欲しいという人は
ほぼいないと思います。

その造形に惚れ込み、
この携帯じゃないといやだ!

と思っている人なんて
絶対いないと思います笑

ただ、誰もが携帯電話を
持つ理由は便利だからです。

便利だから携帯電話が
欲しくなるわけですね。

例えばどうでしょう?

電波が決して入らない
携帯電話を欲しいという人が
いると思いますか?

絶対いないですね。

このように人は商品そのものではなくて、

「その商品によって手に入る快適さや
ベネフィット、未来が欲しい」

のです。

そして、自分の望むものが
手に入るのであれば
人は高額な費用を払います。

その典型がライザップです。

ハードな筋トレ、ハードな食事制限、
日々の食事の報告。

といったことをしないと
いけないそうですが、

それでも

「痩せられるのであれば・・・」

ということで、
たくさんの人が
通っています。

特に今は夏なので、
広告もよく見かけますね。

ハードだという話は
耳にするのに、
たくさんの人が
高額な費用を払う・・・

こういうところを見ても

「お客様は商品に興味がない」

ということがわかりますね。

なので、私の極論的な結論ですが、

「商品はなんでもOK

その代わりわかりやすく
結果の出るサービスを提供する」

これができれば、
誰でも商売ができると
思っています。

今後、あなたが商品を作る際にも
ぜひこの考え方を取り入れて
みてください。

それでは今回は
この辺で失礼します。

今回も最後までお読みいただきまして
ありがとうございます!

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